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Io (イオ)


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イオ (Io, Jupiter I) は木星の第1衛星で、2007年までに発見された衛星の中で内側から5番目の軌道を回っている。地球以外で最初に活火山が観測された天体である。名はギリシア神話に登場する人物、イーオーにちなむ。なお、同名の小惑星 (85) イオも存在する。

この衛星はガリレオ・ガリレイによって発見されており、そのためエウロパ、ガニメデ、カリストとあわせてガリレオ衛星と呼ばれている。
比較的明るい衛星で、双眼鏡でも観察できる。
宇宙探査機のパイオニアやボイジャーなどによって、火星の衛星(フォボス、ダイモス)等と同様に接近写真が撮られ、観測された。


イオの火山
イオは火山活動を行っていることが確認された地球以外の最初の天体。
火山のひとつは噴煙を200 - 300km上空へ秒速1kmの速さで吹き上げていた。
その他にも数多くの噴火山があり、25km以上のサイズを持つカルデラ地形は100個以上も見つかっている。
火口から噴出しているのは硫黄やナトリウムなどを含む物質と考えられ、これらは宇宙空間まで到達していると考えられている。

イオが火山を持つ理由は、木星の強大な引力と他の衛星との軌道共鳴による潮汐力によるものとされている。
木星の巨大な質量かつ木星から近い軌道を回るイオと、イオの2倍の公転周期を持つエウロパ、4倍の公転周期を持つガニメデとの位置関係によって、イオには強大な潮汐力が働いている。この結果、イオ自体に歪みが生じ、歪みが生じる際の摩擦によって内部で熱エネルギーが発生しているためだと考えられている。しかし、他の衛星では火山活動が確認されていないことから、何か他の理由があるのではないかとも言われている。

イオの火山ガスは、宇宙空間に噴出され、イオの公転軌道上にプラズマ化したトーラスとして滞留している。
イオプラズマトーラスは、木星オーロラの大きな発生要因の一つとなっている。

イオの地形
イオの地形には「パテラ(噴火口)」、「フルクトゥス(溶岩流)」などのように、火山活動によるものが多い。
一部はギリシア神話から、残りは世界各地の火山、太陽、雷などに関する神話から名付けられている。

日本と関連したものには、日本神話に由来するアマテラス・パテラ、ヒルコ・パテラ、スサノオ・パテラ、マスビ・フルクトゥス、不動明王(アチャラ・ナータ)に由来するアチャラ・フルクトゥス、アイヌの神話に由来するフチ・パテラ、およびカミナリ・パテラ、ライデン・パテラ、センゲン・パテラがある。

Io (イオ) : Picture

Io イオの火山噴火 Io
Io
(C) NASA
左側に吹き上がっているのが
イオの火山噴火
(C) NASA
Io
(C) NASA

Io イオの火山の噴煙
Io
(C) NASA
イオの火山の噴煙
(C) NASA

ドバシュタル溶岩噴泉 イオの表面
ドバシュタル溶岩噴泉
(C) NASA
イオの表面
(C) NASA

ガリレオ衛星の軌道 Io
ガリレオ衛星の軌道
(C) NASA
Io
(C) NASA

ガリレオ探査機 ガリレオ探査機
ガリレオ探査機 CG
(C) NASA
ガリレオ探査機 CG
(C) NASA

Io, Europa, Ganymede, Callisto Io, Europa, Ganymede, Callisto
Io, Europa, Ganymede, Callisto
(C) NASA
Io, Europa, Ganymede, Callisto
(C) NASA
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「ウィキペディア(wikipedia):フリー百科事典」より文章引用。

イオ (衛星). (2011, June 12). In Wikipedia.

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