gingadan.com

HD 44179 (Red Rectangle Nebula)


Home > Nebula > HD44179
Down
Movie

HD 44179
Planetary Nebula (惑星状星雲)
Red Rectangle Nebula (赤い長方形星雲)
Nb PN

別名 (Other names)
RAFGL 915

明るさ (Brightness)
9等級

星座 (Constellation)
いっかくじゅう座 (Mon) (Monoceros)


距離 (Distance)
2,300光年 (2,300 light-years)

赤い長方形星雲(あかいちょうほうけいせいうん、HD44179)は、いっかくじゅう座の原始惑星状星雲。
赤い色と四角い形からその名がついた。
1973年にアメリカ空軍ケンブリッジ研究所によって行われたHi Starと呼ばれる赤外線掃天観測で発見された。
この星雲の中央にある連星は、1915年にロバート・グラント・エイトケンによって発見された。

特徴
可視光および近赤外線による高解像度画像では、X字型をした非常に対称性の良い双極星雲であり、このX字型は星周物質がドーナツ状に散逸していることを示している。中心の連星系は星雲によって隠されており、直接見ることはできない。

2004年に開催された第203回アメリカ天文学会で、トレド大学のA. Wittらは多環芳香族炭化水素であるアントラセンとピレンの存在を示すスペクトルが赤い長方形星雲の紫外線観測で得られたと報告した。
これら多環芳香族炭化水素は生命の材料となった可能性のある有機物として注目されている。
過去の研究ではこのような炭化水素分子は紫外線ですぐに破壊されてしまうと考えられていたが、炭化水素分子は壊されずに長時間存在できる可能性がこの研究によって示された。

この星雲の特徴ともいえる対称性は、中心の連星からの球対称のガス放出がその周りを覆う厚い星間塵のドーナツ状構造によって両極方向に絞られて作られたものと考えられている。
我々はこのドーナツ状構造を横から見ており、両極方向に噴き出すガスの境界線がX字型に見えている。
はしごのような筋は、ガスの放出が何度も繰り返されたことを示している。
中心にある星が数千年のうちに高温の白色矮星になると、周囲のガスを電離させ星雲は惑星状星雲となる。

ハッブル宇宙望遠鏡は、それまでの地上望遠鏡では見ることのできなかった詳細な赤い長方形星雲の画像を撮影することができた。その細かい構造の成因についてはまだ解明されていないことも多くあるが、オランダ ライデン大学のVincent Icke等の理論天文学者が研究を行なっている。

1981年、Vincent Ickeらは漸近赤色巨星分枝星が球対称にガスを放出し、そのガスが星を取り囲む星間塵トーラスと衝突して衝撃波が発生し、それが赤い長方形星雲で見られるような錐型の星雲を形作ったと発表した。
この研究には様々な仮定が含まれているが、ガスと星間塵の密度のみが直接観測から得られている。

Red Rectangle Nebula (HD 44179) is a planetary nebula located 2,300 light years from the Earth in the constellation Monoceros.

HD 44179 (Red Rectangle Nebula) : Picture

HD44179
HD 44179
(C) NASA

HD44179
HD 44179
(C) NASA

The Red Rectangle Nebula
The Red Rectangle Nebula from Hubble
(C) ESA, Hubble, NASA
How was the unusual Red Rectangle nebula created? At the nebula's center is an aging binary star system that surely powers the nebula but does not, as yet, explain its colors. The unusual shape of the Red Rectangle is likely due to a thick dust torus which pinches the otherwise spherical outflow into tip-touching cone shapes. Because we view the torus edge-on, the boundary edges of the cone shapes seem to form an X. The distinct rungs suggest the outflow occurs in fits and starts. The unusual colors of the nebula are less well understood, however, and current speculation holds that they are partly provided by hydrocarbon molecules that may actually be building blocks for organic life. The Red Rectangle nebula lies about 2,300 light years away towards the constellation Monoceros. The nebula is shown above in unprecedented detail as captured recently by the Hubble Space Telescope. In a few million years, as one of the central stars becomes further depleted of nuclear fuel, the Red Rectangle nebula will likely bloom into a planetary nebula.
Up
Up

HD 44179 (Red Rectangle Nebula) : Movie

Up
Home > Nebula > HD44179
Up

「ウィキペディア(wikipedia):フリー百科事典」より文章引用。
赤い長方形星雲. (2012, December 28). In Wikipedia.
gingadan.com ブログパーツ