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Eris (エリス)


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エリス(136199 Eris、別名・2003 UB313、Xena、ゼナ、ジーナ)は、準惑星であり、太陽系外縁天体のサブグループである冥王星型天体の一つ。冥王星と同じくらいの大きさと考えられている。

2003年10月21日に撮影された画像に写っているところを、マイケル・ブラウン、チャドウィック・トルヒージョ、デイヴィッド・ラビノウィッツにより2005年1月8日に発見され、同年7月29日に発表された。発見当時は太陽から97天文単位離れたところにあり、黄道面からかなり傾いた楕円軌道を約560年かけて公転していると考えられている。

また、日本語表記が同じで紛らわしいが、小惑星エリスはEllisである。
発見
エリスを発見したグループは系統的に太陽系外周部にある天体を探索しており、それまでにもクワオアーやセドナなど大型の外縁天体を発見するなど成果を挙げてきた。エリスも、パロマー天文台のサミュエル・オースチン反射望遠鏡によって2003年の10月に普段と同じように撮影されたが、同じ場所を写した別の写真と比較され、背景の星空に対してゆっくりと移動していることが判明したのは2005年の1月である。その後追加の観測が行われ、おおよその軌道とサイズが見積もられた。

命名
2006年9月に正式に命名された。それ以前は仮符号である2003 UB313という名前で呼ばれていた。
発見者チームは仮符号が付けられる前から、米国のTVドラマ『ジーナ』の主人公の名であるXena(ゼナまたはジーナ)というコードネームでこの天体を呼んできた。そのためにこの名称がかなり広まったが、正式名称とはならなかった。

大きさ
発見当初、スピッツァー宇宙望遠鏡で検出することができなかったため、天体の直径は 3,000 km未満と考えられていた。しかし、この観測では望遠鏡が天体とは別の方向を向いていたことが指摘されており、この上限の値は否定されている。その後2005年8月23日および25日に改めてスピッツァー宇宙望遠鏡により観測が行われ、冥王星より20%ほど大きい 2,700 kmという結果が出た。

また、直径を割り出すためにハッブル宇宙望遠鏡での観測も行われることになった。97 AU先にある直径 3,000km程度の天体なら、画像処理により直径を割り出すに十分な解像度を得ることが可能である。
2006年2月2日、ドイツ・ボン大学などによるIRAM30m望遠鏡を用いた波長1.2ミリの電波観測により、直径約 3,000 km(誤差は 400 km以下)であることが確認できた旨の論文がネイチャーに掲載された。だが、4月11日にアメリカ航空宇宙局 (NASA) は、ハッブル宇宙望遠鏡の観測結果として直径約 2,400 kmで冥王星よりもやや大きい程度であるとの見解を発表した。

2010年10月、チリでエリスによる恒星の掩蔽が観測されたが、その結果、エリスは2340km未満で冥王星とほぼ同]じ大きさだという見解が発表された。エリスの質量は確定していることから、冥王星と違ってエリスは岩石が主成分だという説が浮上している。

衛星
2005年9月10日、マウナケア天文台群のケックIIで撮影された画像から、エリスに衛星の存在が確認されて10月2日に発表され、仮符号S/2005 (2003 UB313) 1がつけられた。それによると、S/2005 (2003 UB313) 1の大きさは約350km、公転軌道は14日。
エリスの命名と同時に、この衛星には確定符号 (136199) ERIS I が与えられ、ディスノミア (Dysnomia) と命名された。この名は、不和の女神エリスの娘である不法の女神デュスノミアにちなんでいる。

Eris (エリス) : Picture

Eris and Dysnomia Eris
Eris and Dysnomia
(C) NASA
Eris
(C) NASA

Eris and Dysnomia Eris and Dysnomia
Eris and Dysnomia (CG)
(C) NASA
Eris and Dysnomia (CG)
(C) NASA

Solar System
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(C) NASA
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「ウィキペディア(wikipedia):フリー百科事典」より文章引用。
エリス (準惑星). (2011, December 9). In Wikipedia.
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